詳細

 

■日焼け止めの選び方

【SPF】
SPF(サン・プロテクション・ファクターの略)は、紫外線から肌を守る効果を表す数値で、紫外線防止効果の目安となります。一般にSPFの数値が高いほど、日焼け防止の効果が長続きします。
日焼け止めを塗らない素肌の場合、紫外線を浴びて影響(肌がわずかに赤みを帯びる状態)を受けるまでの時間は約30分といわれています。SPFの数値は、なにも塗らない素肌の状態で紫外線の影響をうける時間を基本に、日焼け止めを塗ることにより、紫外線の影響を受けるまでの時間が1時間になった場合はSPF2。つまり、SPF10だと、素肌の状態よりも10倍日焼けしにくく、約5時間は紫外線の影響を受けないということがいえます。
※SPF数値は個人差や、化粧品の塗る量、汗、日差しの強さなどに左右されます。


【PA】
PA(プロテクション・グレイド・オブ・UV−Aの略)は、UV−Aに対する防止効果を示す指標です。
これは、肌の内側のシミやシワなどに影響を及ぼすUV−Aの影響の防止効果を示すもので、3段階に分かれています。
1.PA+
防止効果がある
2.PA++
防止効果がかなりある
3.PA+++
防止効果が非常にある


【日焼け止めの使い分けの目安】

日常生活
 SPF10〜20程度
 PA+程度
短時間の外出
 SPF20〜30程度
 PA+〜PA++程度
屋外でのレジャー・スポーツ
 SPF30〜50程度
 PA++〜PA+++程度
※プールや海などでは、ウォータープルーフのものなどを選ぶとよいでしょう。


閉じる